業務内容

薬液注入工法

薬液注入工法薬液注入工法とは、砂質地盤の間隙に固化剤(薬液)を注入し、安定した地盤に改良する工法です。注入した薬液は土粒子の間隙で浸透固化し、それが接着剤となって地盤強化や止水(透水性の改良)などの効力を発揮します。薬液注入工法はコンパクトな設備で簡単に実施できることから、これまでは短期間での仮設工事(地下工事での補助的な工法)などに活用されてきました。しかし昨今では、薬液注入技術の向上や注入剤研究の進展につれ、その活用分野が日々広がっています。

二重管ストレーナー工法(単相式)

二重管ロッドを使って、削孔から薬液注入までを一連の作業として行う工法です。容易な作業で費用も抑えられ、なおかつ環境的にも安全。均質な地盤改良を実現します。

二重管ストレーナー工法(複相式)

基本的には単相式と同様の原理で行う工法。単相式との違いは、注入工程の際に瞬結性薬液と浸透性薬液を交互に注入することにあります。これにより幅広い土質条件に適用でき、費用面も安心とあって、最近では複相式が主流となっています。

地下空洞充填工法

地下空洞充填工法は、固化材を混練したスラリーを地上からボーリング孔を通じて地下空洞に注入し閉塞することで地盤の安定化を図る工法で、主に2つの充填工法に分類されます。 【流動型充填工法】安全性の確認された粘土・シルト状の脱水ケーキなどの産業副産物を充てん材の母材としてリサイクル利用し、これに固化剤と水を加えて混練したものを用いる工法です。

深層混合処理工法

深層混合処理工法には、高圧噴射攪拌工法や攪拌工法などがあり、深度50mまで改良が可能です。改良目的・施工条件・対象土質に応じた工法が数多くあります。

高圧噴射攪拌工法

固化材を高圧で噴射し、地盤を切削しながら混合・撹拌する方法です。地中構造物をかわした改良や狭い場所の改良が可能です。

現場風景を紹介します